セントラル豊橋SSSで一緒にサッカーをしませんか?
カレンダー内の練習日は、羽根井小学校にて
土曜日は【PM1:00~3:00】 日曜日は【AM9:00~11:30】の日程で練習しています。
詳しくは→ http://centraltoyohashi.jp/c20038.html
視野の話
2021年06月26日
本日6月26日(土)はフジパンカップの予選リーグ。セントラル同士の対決とリトルJセレソンさんとの試合がありました。
コーチとしてはセントラルAにもセントラルBにも勝って欲しい!
ちょっと複雑な想いも抱えながらの対戦でした、、、。
さて、大会を見ていて、「視野」についてブログを書いてみようかなと思いました。
人間の視野はこんな感じらしいです。図はコーチ作成です!

「プレーは、自分が見えている範囲から選択される」とコーチは考えています。
基本的には、見えていない(認知していない)状況に対しての判断は出来ません。
ノールックのプレーもありますが、予め周りを見て、状況把握しているからできるプレーです。
「周りを見よう」
「状況を把握しよう」
と、よくコーチが言いますが、そうすることで、
攻撃時のプレーの選択肢が増えたり、守備時の優先順位判断の正確さが増すからです。
良いプレーは、まず『見えている』ことが前提!
『見て、最善の判断ができる選手』が、試合を作り、支配すると覚えておいてください。
では、どう見るか?
首を振って、ピッチの様々な場所を見て状況を把握するというのはもちろん重要ですが、
「見るべき場所の視野を確保するための身体の向き」も大切です。
身体の向きについて例をあげてみましょう。
下の図は攻撃時に黄色Aが黄色Bにくさびのパスを入れる状況です。
黄色Bは、
真後ろを向いて相手を背負って受けるか
半身で相手を押さえながら受けるか(状況次第で図と左右逆の半身もあり得ます)
で視野が変わり、その後のプレーの選択肢も変わります。
もちろん、状況次第で黄色Bが受け方を決めれば良いのですが、
この場合、半身で受ければ、
・シンプルに後ろに落として前を向いている選手を使う
・ゴール前にドリブルで入っていけるなら自分で行く
・ゴールに向かって走りこむ味方を使う(図と左右逆の半身サイドの相手陣内深い位置に走りこむ味方を使う)
といったプレーを選ぶ視野が持てます。

守備時の例もあげておきます。
青Bは黄色Bをマークしています。
上の図の青Bは、身体の向きが完全に左向きになりボールウォーッチャーの状態です。
青Bの右斜め後ろにアーリークロスやゴールに向かうスルーパスが出た場合には、黄色Bの走り出しへの対応が遅れそうです。
下の図の青Bは、ボールとマークが視野に収まる身体の向きをとっているので、
青Bの右斜め後ろにアーリークロスやスルーパスが出ても黄色Bの動き出しに合わせて対応ができるはずです。


青Bの立ち位置は同じでも、少しの身体の向きでプレーに影響が出ていますね。
サッカーは、次々に状況が変わる中、相手も合わせると16人で行うスポーツです。
広い視野を持ち、素早く判断してプレーすることが重要です。
(ボールを持っていない状況でも同じです)
視野の確保についても少しずつ意識できるようになるといいなと考えていますので、
練習の中で声掛けしていきたいと思います。
Posted by セントラル豊橋SSS 2017年入団 at 22:14│Comments(1)
│コーチのひとりごと
この記事へのコメント
「攻撃」の時と「守備」の時とで相手との距離
考えて見たことがありますか?
「攻撃」 の時に、近くに相手がいたら、
ドリブルはやりやすいかな?
逆に相手が居なかったらどうだろう?
相手が居ても、はなれていたらどうだろう?
もうひとつ、自分が相手からはなれてボールをもらえたら、どうだろう?
今度は、「守備」のとき。
相手と「きょり」がはなれていたら、守りきれるかな?
では、どれだけ相手に近づいたら、相手を自由にさせないだろうか?
コーチの友達で全国高校サッカー選手権大会に出場したことの有る子(A君)と、昼御飯を食べに歩いていたときのこと、急にA君が「二人で横に並んで、俺がボールを持っている。どこまで近寄ったら俺のボールを取れる?」と。
A君は「引っ張られる位の位置まで寄ってこなければ、ボールを失わない」という。
上手い子は、自分が思ってるより相手に近づかないとボールはとれないし、自由にドリブルとかパスとかさせてしまう。
相手が「いやがる」距離(サッカーでは「間」と書いて「ま」ということもある。)はどのくらいだろう。
基本は「攻撃」の時は「相手からはなれて」、「守備」の時は「相手に近づく」ことが大事。
どれだけ相手からはなれるか、相手に近づくかは個人個人で違う。
対人の練習の中から、自分で感じとるしかない。まだまだ今からの練習で試して、自分のものにしよう。
考えて見たことがありますか?
「攻撃」 の時に、近くに相手がいたら、
ドリブルはやりやすいかな?
逆に相手が居なかったらどうだろう?
相手が居ても、はなれていたらどうだろう?
もうひとつ、自分が相手からはなれてボールをもらえたら、どうだろう?
今度は、「守備」のとき。
相手と「きょり」がはなれていたら、守りきれるかな?
では、どれだけ相手に近づいたら、相手を自由にさせないだろうか?
コーチの友達で全国高校サッカー選手権大会に出場したことの有る子(A君)と、昼御飯を食べに歩いていたときのこと、急にA君が「二人で横に並んで、俺がボールを持っている。どこまで近寄ったら俺のボールを取れる?」と。
A君は「引っ張られる位の位置まで寄ってこなければ、ボールを失わない」という。
上手い子は、自分が思ってるより相手に近づかないとボールはとれないし、自由にドリブルとかパスとかさせてしまう。
相手が「いやがる」距離(サッカーでは「間」と書いて「ま」ということもある。)はどのくらいだろう。
基本は「攻撃」の時は「相手からはなれて」、「守備」の時は「相手に近づく」ことが大事。
どれだけ相手からはなれるか、相手に近づくかは個人個人で違う。
対人の練習の中から、自分で感じとるしかない。まだまだ今からの練習で試して、自分のものにしよう。
Posted by 最近ひとりごとの多いコーチより at 2021年06月26日 23:02
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